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コスト改善工場運営現場のヒント

実務記事 / 04

段取り時間を短くする。「外段取り化」を現場で始める手順

準備・交換・調整を分けて観察し、停止中にしかできない作業を最小化。設備投資なしで始める改善プロセスです。

段取り時間を短くする目的は、作業者を急がせることではありません。設備を止めてから始めている準備を、止める前に終えられる形へ移すことです。

まず、段取りを動画と時刻で分解する

段取り開始を「設備を止めた時」、終了を「次の良品が出た時」と定義します。その間に起きる準備、取り外し、清掃、取り付け、調整、試し加工、検査を時系列で記録します。

撮影する場合は、作業者を評価するためではなく、動作と待ち時間を全員で確認するためだと目的を先に共有します。安全上撮影できない工程では、二人一組で時刻を記録します。

内段取りと外段取りを分ける

内段取りは設備を止めないとできない作業、外段取りは設備が動いていてもできる作業です。工具集め、材料準備、図面確認、金型の予熱などが停止後に始まっていないかを見ます。

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観察した作業現在移行案
工具・治具の準備停止後に探索専用台車へ定位置化
次品種の材料確認交換後に照合前工程で照合済みにする
調整値の入力経験で微調整前回良品条件を記録

時間だけでなく安全と品質を同時に見る

短縮によって確認動作が抜けたり、重量物の移動が危険になったりすれば改善ではありません。時間、安全、初品品質の3指標を同時に追います。

  1. 一つの設備・一つの品種切替で試す
  2. 外へ出せる準備作業を一つ選ぶ
  3. 作業者と保全担当で安全を確認する
  4. 短縮時間と初品不良の有無を記録する
  5. 標準化してから隣の設備へ展開する
目標は「最速の一回」ではなく、誰が行っても安全に再現できる段取りです。
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株式会社恒電社 編集部

製造業の電気設備・自家消費型太陽光の現場に携わる立場から、実務上の誤解を招かないかを確認しています。

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